こんにちは、お笑いバックスのユーザー(ファンネーム)のmtskです。 このブログではスーパーオートバックス大宮バイパス店から配信されている<爆笑!お笑いバックスちゃんねる>というYouTubeチャンネルの紹介をしています。
今回は番外編として、よしもと有楽町シアターで行われた公演(8/1,11)の感想をまとめました。
はじめに
2023年7月27日のお笑いバックス配信の
④お笑いバックスちゃんねるフェス特別編“第3笑” ~SJプレゼンツ“この界隈を最新にアップデートしておこう”~
この中で、SJさんがピックアップされていた 「大宮濃度」が高い公演 を見に、よしもと有楽町シアターへ行ってきました!
↓2023/7/27の感想まとめはこちら↓
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1.芸人さんが腹を割って深ーいところまで掘り下げていった會
8/1(火)21:00~@よしもと有楽町シアター
『最・深・部』 出演:そいつどいつ&GAG
開演まで時間があったので、有楽町ビルの地下一階の「とんかつ まるや」さんへ。「カツカレー」の文字に惹かれて注文してから、前日の晩御飯もカレーだったことを思い出しました。
カツカレーって考えた人罪深いですよね。カツ×ごはん/カレー×かつ/カレー×ごはん のどの組み合わせも絶対おいしいじゃないですか。そんな3種類の組み合わせを同時に味わえるカツカレー、まさしく小ボケ/大ボケ/ツッコミのどの二人の組み合わせでも面白いGAGです。まるやさんのカツカレーも期待に漏れず旨旨旨でした。
満腹で会場入りしたら、劇場内がブルーのライティングとヒーリングミュージックで深海が演出されていて、リラックスしすぎてうとうと。
そいつどいつとGAGによるトークは<クリティカルな相方への評価>が主軸に話が進み、改めて芸人さんの観察眼と言語化能力に脱帽です。
芸人さんの自分の脳みそと心と身体をかけて仕事にしている、その在り方にリスペクトが止まりません。
どうあれ皆さんが幸せだと思える地点へ到達できますように、と祈るばかりです。
少し話は脱線しますが、V6の『MANIAC』*1という曲が無茶苦茶好きで、特に好きなフレーズが
自分を表現する / 人を笑顔にする / それって同じことかもね
というところ。
「エンターテインメント」(話の簡略化のためにひとくくりにさせていただいております)に関わる方からこういう精神性を感じるとより好きになってしまうmtskでございました。
2.大阪からいらした令和喜多みな実 河野さんと爆ノ介さんを一座流におもてなしする會
8/11(金)@よしもと有楽町シアター
『ネタ&令和喜多みな実のゲームコーナー』
『ネタ&令和喜多みな実のゲームコーナー ~全員任侠になる呪い~』
『大阪のツッコミベストファーザー河野が我々を相手にツッコミ続ける60分漫才』
『お笑い能力測定会 ~令和喜多みな実 河野編~』
『桑100の試練 #26 桑 VS 令和喜多みな実 河野編』
最寄り駅の駐輪場が4時間100円のところ、体感8時間だから200円で済むかなーと思って精算したら400円でした。何かのミス!?と焦りながらもよく考えたら、朝9:30から夜23:00まで13時間半も停めてたので400円で正解です。(有楽町までは電車で1時間ちょい)
1日5公演座って見るだけでだいぶ疲れたので、ずーっとしゃべりっぱなし動きっぱなし、あげく幕間もカメラ回ってて、ずーっと「面白く」あることを要求されてそれに応え続けるお笑い芸人さんの体力バイタリティーすごいです。
一座流おもてなし
ネタ順バッティングするし、河野さんが持ってきたコーナーはコーナー崩しと脱衣でグダグダだし、音響さん照明さん総動員でくだりに乗っかってるし、芸人さんもお客さんもアクシデント起きている時の方が楽しそうだし、えぇ、つまりは最高。
極め付きは、キスを拒む河野さんへの福井さんの一言「ビビッてるんか」。
思わずスタンディングオベーションしそうになるくらい渋かっこいい!一生ついていきます!の気持ちです。
女装のあれこれ
任侠回のひろゆきさんの女装が性癖にドストライク!姐さんの色気たっぷりの所作にクラクラ!
「こうありたい」「こう見せたい」という感情が欠落した、自我がないからこその良い演技なのか、、、女装している男性ではなく本当に女性として見ている自分がいました。
(根建さんのセーラー服と機関銃もベリーキュートだったけど、あくまでも根建さんが彼女を演じる面白さが前提にあったと思うの)
ツッコミ続ける60分での「超サカナくん」もビジュアルとキャラ造形が爆発してた。ひろゆきさんはご結婚されてからキュートポイントが高まってる~目が離せないなあ。
女装でいうと、多田さんがロングへアーで出てきて、首をかしげて袖にもたれかかってたのも、さりげな乙女感強くてかわいかった。
対決モノの考察
桑100の試練に代表される直接対決系のライブで、追い詰められた時に、
プリミティブな感情が発露するタイプと、
これまでの経験で吸収してきた言葉・リズム・態度を反射的に再現するタイプ
の2パターンがあることが分かってきました。
今回でいうと桑原さんは前者で河野さんは後者、というのが対決の「即興漫才」企画で露骨に出ていて興味深かったです。
対決の判定が難しいのはそこでもあるんですけど……面白さが表面的なものなのか、本当に心・身体から出てきたものなのかという判断って我々素人にはなかなか困難な課題じゃないですか??(と思いながらお客さん参加型の投票で頭を悩ませています)
特に後者は普段からテクニックあるし、追い詰められてもそこが完全に無くなるわけではないので、MCの時にMCとしての自我をみずから捨ててプレイヤーに転じられたら真の完全覚醒なのかなーとか思ったり(c.f. ひろゆきさん)。この辺はまだまだ観察考察の余地があります。
結論
お笑いって難しいけど、楽しいね!
おまけ.プチ一座情報
①有楽町の劇場の入り口に伝説の「ふぇいす・おふ」公演で使われた多田さんのお面(約40万円)が飾られていました。精巧すぎて怖い。
多田さんのお面が活躍(?)しているライブ『冷酷非道MCロボ宮ちゃんVS浪花の天然ツッコミプリンス多田ちゃん~ふぇいす・おふ~』(2021年7月25日/幕張イオンモール劇場)は、劇場の公式チャンネルで全編公開中です。
多田さんの名台詞「お笑いにイケメンいらんやん」が見たい時にいつでも見られる、良い時代になりました。
最近幕張に行っていないからこの広々&天井高い感じが懐かしい~。
2021年08年25日 のお笑いバックスでも経緯と本物が紹介されています。安田さんがお面をずっと持っているのが遺影に見えてくる。久々に見たけどミヤン V.S. TERU面白すぎでしょ。
②先日カラオケに行ったら「春ひろがりず(初夏)」が無料配信されていました。
縁起良さそう。
おわりに
この2週間で、高濃度の「大宮」を吸収したので、身も心も満足です。
ただ、史上最高に「大宮濃度」が高いことが予想される、お笑いバックスフェス(8/24)とよしもと有楽町シアタ ー THE FINAL(8/27-31)は絶望的なチケット運の無さで8/27しか劇場に行けないことになってしまったのですが、、、「大宮」が次に顕われた時にパーっと応援できるよう、この不運は貯金しておいて、出来る限り配信でおっかけます!!
ここまで読んで少しでも興味を持っていただけたとしたら幸いです。お読みいただきありがとうございました。
*1:47th Single「Can’t Get Enough/ハナヒラケ」 - DISCOGRAPHY | V6 Official Website ※通常版収録の楽曲
何かに熱中して気づいたら朝だったという経験が一度でもあれば共感できるはず…!