I AM YOUR SINGER～よしもと有楽町シアター閉館によせて～

2023年8月31日から9月1日にかけてよしもと有楽町シアターで行われた、「朝一まで座ってお笑いを語る会」の生配信を最後まで見て、泣いて、寝て、起きて、それゆけ！大宮セブン2023年カレンダーをめくったら9･10月がコマンダンテでまた泣いて、顔を洗って、ごはんを食べて、部屋の掃除をして、もう一度顔を洗って、今この記事を書いています。勢いで書いているので支離滅裂なところがあるかもしれませんがご了承ください。

「解散恐怖症」の記事でも書きましたが、お笑いに限らずこれまで何度も応援しているグループの解散を経験してきました。実際、2022年の年末に有楽町で井下好井のラスト漫才を見て、大みそかに電車の中で泣いてる不審者になりました。コマンダンテの時もYouTubeの解散動画を見ては心が冷たく重く沈んでいきました。

ただ、今回のよしもと有楽町シアターの閉館が大きく違うのは、「この先どうなるか、まだ分からない」一寸先が闇の状態ということです。次にX氏が作る素晴らしくくだらなくてハッピーで人間の色んなものが丸出しでたま～に心動かされる面白いステージをナマで見られるのはいつなのでしょうか。もちろん待ちます。大宮などの劇場に行ったり、＜お笑いバックスちゃんねる＞の配信を見たり、賞レースを応援したり、ラジオを聴いたり、やることはたくさんあります。楽しいことはたくさんあります。でも、一番見たいものがどこに行ったら見られるのかが分からない、その不安が私を苦しめています。

きっと、似たような不安を芸人のみなさんもファンのみなさんも抱えていて、でも次の屋根を見つけよう・作ろうという気持ちがもっと強くて、だからこそ閉館する最後の最後まで、一緒になって盛り上がって面白いことをして笑いあって、あのバックスフェスと一THE FINAL週間ができあがったのだと思います。
心配だけど、寂しいけど、それを上書きしてくれるスーパー楽しい時間をありがとうございました！

このブログの「はじめに」を書いたのはちょうどやぎ座新月(5ハウス)の時でした。その時私の胸にあったのは「お笑いバックスの面白いと感じている部分を自分の中にとどめておくのではなく、もっと多くの人に知ってほしい(やぎ座的な律儀さ&5ハウスの自己表現)」という外へと一歩踏み出す気持ちでした。
そして、昨日8月31日は(ますかた一真さんも触れていらっしゃいましたが)、うお座満月(8ハウス)でした。
終わりの始まり、他者との境界線が溶けていく、心理的変化の臨界点、、、一座・ユーザーの気持ちがひとつになって混ざり合って分かち合い、情熱的にブログを書き始めたときとは違う、もっと純粋な ”emotion” という言葉でしか表現できない状態にいまは包まれています。

明け方、起床してきた母(サザンオールスターズの大ファン)に、「有楽町閉館ラスト公演の配信のラストで芸人さんみんなが『I AM YOUR SINGER』歌ってくれたんだよ」とぼろぼろ泣きながら報告したら、「サザン休止直前の日産スタジアムのライブを思い出す*1」と言っており、【一度終わりを迎えるけど、絶対に次があると信じる気持ち】を共有しました。

一つ確かなこと(確かだと信じたいこと)は、「大宮」「一座」「界隈」の歴史はまだまだ続くということです。有楽町シアターの閉館で一度終わりは迎えましたが、サザンオールスターズが無期限休止をしたけれど、ソロ活動を経てよりパワーアップして帰ってきたように、彼らもきっと近い将来、またX氏のもとでさいっこうに楽しいステージを作ってくれることを信じています。

最後にこの曲の一番好きなフレーズで終わります。